東京ビッグサイト搬入ガイド|搬入口・搬出入方法と当日の流れ
東京ビッグサイトへの搬入をスムーズに進めるには、当日の作業だけでなく、事前の段取りが重要です。使用する搬入口、車両の乗り入れ条件、荷下ろし後の移動先などを確認しないまま当日を迎えると、ゲートでの確認に時間がかかり、設営時間が短くなるおそれがあります。
前提として、搬入時間や使用ゲート、宅配便の受取方法は展示会ごとに異なり、最終的な判断基準は主催者が配布する出展者マニュアルです。本記事では公式資料をもとに、棟別の搬入口とゲート、当日のタイムライン、車両も人手もない場合の代替手段までを整理しました。出展企業のご担当者も、搬入を請け負う配送担当者も、マニュアルと照らし合わせながらご確認ください。
東京ビッグサイトの搬入口は「棟」と「階」で決まる

東京ビッグサイトは複数の展示棟で構成されており、棟によって使用するゲートや搬入動線が異なります。ここでは、棟と階の確認方法、搬入口の記号、各ゲートからの基本動線、4階ホールへの搬入方法を解説します。
まずは自社のブースが「どの棟・どの階」かを確認する
出展者マニュアルを受け取ったら、まずは自社ブースがどの棟の何階かを確認しましょう。
| 棟 | ホール | 住所 |
|---|---|---|
| 東展示棟・東新展示棟 | 東1〜6(1階)/東7・8(1階) | 東京都江東区有明3-10-1 |
| 西展示棟 | 西1・2(1階)/西3・4(4階) | 東京都江東区有明3-11-1 |
| 南展示棟 | 南1・2(1階)/南3・4(4階) | 東京都江東区有明3-11-1 |
注意したいのは、東展示棟だけ住所の末尾が「3-10-1」である点です。西棟・南棟・会議棟は「3-11-1」のため、カーナビや宅配便の宛名を間違えると荷物が別の棟に届きます。
また、西3・4ホールと南3・4ホールは4階にあり、1階とは搬入動線が異なります。ここを取り違えると搬入計画そのものが崩れるため、マニュアルのホール配置図で必ず確認してください。
搬入口の確認方法と対応するゲートの基本導線
マニュアルにある「西2-E」のような記号は、西2ホールのE搬入口を指します。棟ごとの基本動線は以下のとおりです※1。
- 東1〜8ホール:東1番ゲートが基本動線(鉄鋼ゲート、東2・4・5・6番ゲートは要協議)
- 西1・2、南1・2ホール:西1番ゲート・西2番ゲート
- 西3・4、南3・4ホール(4階):西1番ゲート・西3番ゲートからスロープ経由
ゲートの割り当ては催事ごとに主催者と施設の協議で決まり、同じホールでもイベントによって変わります。上記はあくまで基本動線と捉え、必ずマニュアルの動線図と照合してください。
西3・4/南3・4ホールは4階|スロープで車ごと上がる
西3・4ホールと南3・4ホールは4階にあり、専用スロープを利用して車両で搬入できます。エレベーターを使わず、展示ホールがある階まで車両で移動できる点が特徴です。
主なスロープの仕様は次のとおりです。
- 西3・4スロープ:幅員7.2m(片側3.6m)、最大傾斜13.1%(7.5度)
- 南3・4スロープ:幅員7.2m、最大傾斜16.7%(9.5度)、4階→1階の一方通行
- 車両総重量(自重+積載重量)10t以下(西屋上展示場も同様)
とくに南3・4ホール側のスロープは勾配が急なため、荷物をロープやラッシングベルトで固定し、必要に応じて緩衝材で養生してください。固定が不十分だと、走行中の荷崩れや展示物の破損につながるおそれがあります。
スロープの進行方向や入退場ルートは、催事ごとの運用によって異なる可能性があります。当日は出展者マニュアルの動線図と、警備員・誘導員の指示に従って走行しましょう。
搬入前に必ず確認すべき車両ルールと必要書類

搬入口を確認したら、次に車両の進入条件と必要書類を確認します。ゲートでの確認に時間がかかる要因には、車両証の不備、車両寸法の見落とし、荷下ろし後の移動先が決まっていないことなどが挙げられます。順に確認していきましょう。
必要書類|車両搬入許可証(車両証)は主催者が発行
車両搬入許可証(車両証)は、施設ではなく展示会の主催者が発行します。搬入出車両の進入や待機場の利用は主催者と施設の協議で決まるため、出展者が施設へ直接申し込むことはできません。出展社専用サイトからダウンロードしてフロントガラスに掲示する方式が一般的で、未掲示だと進入を断られます。
展示会によっては、車両登録証明・搬入申請書・作業員名簿の提出も求められます。多くの会場では、事務局が発行する搬入車両証や車両入門証を車両ごとに掲示していないと搬入エリアに入場できません。
そのため、配送業者に委託する場合は、主催者や会場が指定する期限までに車両情報(ナンバー・会社名・運転手名など)を共有し、必要な車両証と作業者バッジを事前に渡しておきましょう。
なお、多くの展示会では主催者が指定輸送業者を定めており、それ以外に依頼する場合は別途手続きが必要です。この点もマニュアルで確認しておきましょう。
搬入口の高さ制限|低いのは南1・2と西2-C〜E
搬入口の高さ制限は、来場者用駐車場の制限(2.1〜2.5m)と混同されがちですが別物です。搬入口シャッターの寸法はホールによって大きく異なります。
| ホール | 間口 | 高さ |
|---|---|---|
| 東1〜6 | 7.2〜9.2m | 4.9〜8.0m |
| 東7・8 | 7.4m | 5.9m |
| 西1・2(C〜E口を除く) | 7.4m | 6.0m |
| 西2-C・D・E | 7.4m | 6.0m |
| 西3・4(4階) | 7.4m | 4.7m |
| 南1・2 | 6.9〜10.3m | 4.1m |
| 南3・4(4階) | 6.8〜8.3m | 4.6m |
ここで注意したいのは、シャッターの高さと車両の高さが同じでは進入できないことです。たとえば西2ホールのA・B〜E搬入口のシャッター高さはいずれも約6.0mですが、連絡通路下を通過する車両は下端高さ約4.1mの制限を受ける区画があり、実際に通れる車両全高はルートごとの制限を確認する必要があります。
待機場・駐車場のルール|荷下ろし後は速やかに車両移動が必要
荷下ろしを終えた車両は、トラックヤードに留め置けません。所定の車両待機場か指定駐車場へ速やかに移動する必要があり、会場周辺の路上駐車も禁止されています。場内はトラックヤード20km/h、ホール内10km/hの速度制限があります。
なお、駐車場に車を留め置くことも原則できません。やむを得ない場合は事前に主催者へ相談してください。
| 駐車場 | 高さ制限 | 料金(最大料金) |
|---|---|---|
| 会議棟地下 | 2.5m | 30分250円(1日2,000円) |
| 東棟地下 | 2.1m | 30分250円(1日2,000円) |
| 南棟立体 | 2.1m | 30分250円(1日2,000円) |
| 東棟屋外臨時 | 全長6m以上は大型車扱い | 普通車30分250円(1日1,500円)/大型車30分500円(1日4,000円) |
ハイルーフ車や2t車は、一般的な地下・機械式立体駐車場では高さ・重量制限により入庫できない場合が多く、ハイルーフ・大型車非対応区画では東棟屋外臨時駐車場など屋外スペースへの移動が前提になります。
ただし、施設によってはハイルーフ専用区画や中型ハイルーフ車対応の立体駐車場が用意されている場合もあるため、車両寸法と駐車場の制限値を公式サイトで必ず事前に確認してください。
東京ビッグサイト搬入当日の流れと持ち物チェックリスト

書類と車両ルールを押さえたら、当日の実務に備えます。ここでは自社車両で乗り入れる場合のタイムラインと、持参すべきものを整理します。
搬入当日のタイムライン
当日は「到着→ゲート受付→ヤード着車→荷下ろし・車両移動→ブース運搬→設営開始」の6ステップで進みます。会場や催事のルール次第で大きく変動し、混雑時は待機だけで1時間以上かかる場合もあります。
| ステップ | やること | つまずきやすい点 |
|---|---|---|
| ①会場周辺に到着 | 指定ゲートへのルートを確認して車列に並ぶ | 搬入初日と最終日の早朝は車列が長い |
| ②ゲート受付 | 車両証と作業者バッジを提示する | 許可証の不備で入場できない事例あり |
| ③ヤード着車 | 警備員の誘導に従い指定の搬入口前へ | ヤード内は徐行が必須 |
| ④荷下ろし・車両移動 | 荷下ろし後、速やかに駐車場へ退出 | 移動先が未定だと車が行き場を失う |
| ⑤ブースへ運搬 | 台車で搬入口からブースまで運ぶ | 距離とエレベーター待ちで時間を要する |
| ⑥設営開始 | 開梱・什器組立・ディスプレイ設置 | ここまでの遅れが設営時間を圧迫する |
とくに注意したいのが②ゲート受付と④車両移動です。許可証に不備があると、展示事務局や待機場での再発行手続きや確認作業が発生し、混雑状況によっては30分以上の時間ロスになることもあります。
また、車両の移動先が決まっていないと後続車両の進行を妨げる可能性があります。指定時刻の30〜60分前に到着する前提でスケジュールを組み、事前に許可証の印刷・記載内容と車両経路を必ず確認しておきましょう。
持ち物チェックリスト
出発前に、次の持ち物を確認してください。とくに書類の不備は、ゲートでの確認に時間がかかる大きな要因です。
- 書類・証明類:車両搬入許可証(車両証)/出展者バッジ・作業者バッジ/出展者マニュアル(紙で1部)
- 工具・養生用品:台車/軍手/カッター/養生テープ/緩衝材/結束バンド/延長コード
- 安全・体調管理:冷凍ペットボトル/塩分補給食/冷却タオル/着替え
- 緊急連絡先:主催者事務局と社内の搬入責任者(ヤード内は電波が不安定なため紙にも控える)
台車は会場での貸出が確約されないため、自前で用意するのが確実です。また夏場のヤードは高温になります。異変を感じたら作業を中断し、涼しい場所で水分と塩分を補給してください。
車も人手もない場合の搬入方法|宅配便・配送委託利用のポイント

自社で車両やスタッフを手配できない場合は、宅配便か配送業者への委託が選択肢になります。3つの手段の違いは次のとおりです。
| 自社車両 | 宅配便 | 配送委託 | |
|---|---|---|---|
| 手配のしやすさ | △ 車両証と運転手の確保が必要 | ◎ | ○ |
| 時間指定の精度 | ◎ | ✕ 時間帯指定のみ | ◎ |
| 立ち会いの要否 | 自社で対応 | ✕ 必須 | 不要 |
| 会期前の事前送付 | ✕ | ✕ | ○ 一時預かり+当日直送 |
| 搬出への対応 | 自社で対応 | △ 受付時間の制約あり | ○ |
| 向いている荷物量 | 少〜中 | 少 | 中〜多 |
宅配便を利用する場合は、受け取りへの立ち会い、到着時間の幅、会場利用契約期間より前に送付できないことなどに注意が必要です。これらに自社で対応できるかどうかが、宅配便と配送委託を選ぶ際の判断材料になります。
1. 宅配便で会場宛に送る
主催者が認めている場合は、宅配便で展示ホール宛に荷物を送ることができます。送り状には、次の情報を正確に記載してください。
- 搬入先住所
- ホール名
- 展示会名
- ブース番号
- 受取人の会社名・担当者名
- 当日連絡が取れる携帯電話番号
- 指定された配達日・時間帯
搬入先住所や送り状の記載方法について主催者から指定がある場合は、その案内を優先してください。担当者名や携帯電話番号の記載がないと、配達員が受取人を確認できず、持ち戻りになる可能性があります。
必ず押さえておきたい2つの制約
1つは、受け取りに立ち会いが必要なことです。ホール内で宅配業者から直接受け取る形になり、置いていってもらうことはできません。
もう1つは、会期前の事前送付ができないことです。施設の利用の手引きには「契約日以外の宅配は禁止」と明記されており、主催者の会場契約日より前に送っても受け取れません。早めに荷物を出しておきたい場合は、後述する配送業者の一時預かりを利用することになります。
搬出時の宅配
搬出時は、会議棟2階のビジター&ビジネスセンター(有明店)でヤマト運輸・佐川急便の取次が使えます。ただし運賃着払いのみ、同センター発行の伝票のみ利用可、営業時間は9:00〜18:00で、南棟店では受付を行っていません。
なお、主催者が宅配便の受取方法を別途指定している場合があるため、こちらもマニュアルで確認してください。
2. 配送業者に委託する
時間指定、一時保管、ブースまでの運搬などを依頼したい場合は、展示会搬入に対応する配送業者への委託が選択肢になります。
ただし、すべての配送業者が、入館手続きやブースまでの運搬に対応しているわけではありません。どこまで任せられるかは、契約内容と催事のルールによって異なります。
委託が向くのは、車両を持っていない、社員を設営に集中させたい、会期前後に荷物の置き場所がない、年数回の出展のために車両を持つほどではないといったケースです。
委託先を選ぶときの5つの確認軸
見積もりの段階で、次の5項目をすり合わせてください。
- 時間指定の精度:搬入枠に合わせて分単位で到着時刻を調整できるか
- 入退館手続き:ドライバーが車両証を提示し、自ら手続きを進められるか
- ブースまでの運び込み:ヤードでの荷下ろしだけでなく、ブースへの運搬まで対応するか
- 会期前後の預かり:会期前の荷物や搬出後の荷物を預かってもらえるか
- 料金体系:ヤード混雑による待機時間が料金にどう反映されるか
「運ぶだけの運送」と「現場対応まで含む委託」は別のサービスです。1〜2小間なら時間指定と運び込みの2点を押さえた業者で十分ですが、3小間以上や複数拠点からの搬入が絡む場合は、5項目すべてをカバーできる業者が安全です。
東京ビッグサイトの搬入・搬出でつまずきやすい4つのポイント

ルールを把握していても、当日は混雑や作業の遅れなどが生じる可能性があります。ここでは、法人出展者が注意したい4つの課題と対策を解説します。起こり得る問題を事前に把握しておけば、スケジュールの遅延や追加費用の発生を防ぎやすくなります。
1. 搬出の締切に間に合わず、荷物が行き場を失う
搬出は、終了後の限られた時間に全車両が集中するため、搬入より時間的に厳しくなります。会場側も次のイベント準備があり、延長対応は原則認められません。締切に間に合わなければ自力での持ち出しや外部倉庫の手配が必要になり、想定外の出費が発生します。
対策として、搬入便を手配する段階で搬出便も確保しておきましょう。配送業者へ委託する場合は、展示会の終了時刻、搬出開始時刻、完全撤去の期限を伝え、撤収作業に合わせた配車が可能か確認してください。
2. 荷下ろし後、車両を動かす人手が足りない
荷下ろしを終えた車両は、指定された待機場所や駐車場へ移動するか、会場外へ退出する必要があります。
少人数で搬入する場合、スタッフ全員が設営作業に入ってしまうと、車両の移動を求められても対応できない可能性があります。荷物をブースへ運ぶ担当者と、荷下ろし後に車両を移動する担当者を事前に決めておきましょう。
配送業者へ委託し、ドライバーが荷下ろし後の車両移動まで担当する契約であれば、自社スタッフを設営に集中させやすくなります。
3. ブースまでの運搬に想定以上の時間がかかる
トラックヤードからブースまでは想像以上に距離があり、ハンドキャリーでは搬入時間の大半を消費します。台車は施設のレンタル備品にもありますが事前申込が前提で、当日その場で借りられる保証はありません。
運搬手段は次の3つから事前に決めておきましょう。
- 主催者が台車を用意しているかマニュアルで確認する
- 自社で台車を持ち込む(折りたたみ式なら積み込みやすい)
- 配送委託時に「ブースまでの運び込み込み」で依頼する
少人数での出展であれば、運搬まで含めて業者に委託するのが現実的です。
4. 宅配便の受け取りで設営の手が止まる
前述のとおり宅配便はホール内で直接受け取る必要があり、主催者が代わりに預かってくれることはありません。時間指定の枠が広く到着時刻が読めないため、担当者がブースを離れられないまま待機し続けることになります。受け取れなければ再配達となり、当日中に届く保証もありません。
対策は、受取専任の担当者を置き、送り状の控えで個口数を管理することです。人手を割けない場合は、到着時刻を指定できる委託配送や、一時預かりからの当日直送に切り替えるのが確実です。
東京ビッグサイトへの搬入・搬出を任せるなら「TRY piece」

ここまで挙げた4つのつまずきは、いずれも「当日の人手と段取り」に行き着きます。これらをまとめて外部に移す選択肢が、配送業者への委託です。
株式会社TRY pieceは、東京・関東近郊でお弁当・ケータリング配送、配送BPO、発送代行を手がける物流パートナーです。展示会搬入で求められる対応を、次の3層でカバーしています。
1. 搬入枠に合わせた時間指定配送
分単位の時間厳守が求められる法人配送を主戦場とし、1日約1,000件の配送実績、取引先80社以上、クレーム発生率0.001%(2025年自社調べ)という品質で運用しています。
2. 現場対応まで含めた一括対応
車両証の提示と入退館手続き、荷下ろし、ブースまでの運び込み、搬出時の待機と積み込みまで対応します。ドライバーが車両を待機場へ移動させるため、自社スタッフは設営に専念できます。
3. 会期前後の荷物の一時預かり
自社に置き場所がなくても、会期前の荷物をお預かりして搬入当日に会場へ直送し、搬出後はそのまま次回イベントまでお預かりできます。会場と自社を往復する横持ち輸送を省けます。
また展示会にとどまらず、ショッピングモール等での催事の備品配送や、ご要望に応じて会場設営に近い対応まで承ります。「車も事務所もなく、備品の置き場所もない」状態でも出展できる体制をつくれる点が強みです。実際に、配送から当日の現場設営までを一括してお任せいただき、営業リソースを確保した結果、受注件数が約3倍に伸びた事例もあります。
対応エリアは東京都を中心とした、神奈川・埼玉・千葉などの関東近郊です。他社の対応事例を知りたいという情報収集の段階でも構いません。自社の出展内容にあわせたお見積もりも、お気軽にお問い合わせください。
東京ビッグサイトの搬入に関するよくある質問

搬入では、時間帯や駐車ルールなど細かな疑問が浮かびがちです。ここでは頻出する5つの質問にお答えします。ルールはイベントごとに異なるため、マニュアルとの照合を前提にお読みください。
- 搬入時間は何時から何時まで?
- 一般の駐車場に停めて搬入してもいい?
- 会期前に荷物を会場へ送っておける?
- 搬出時に宅配便で送り返せる?
- 台車は借りられる?
Q.搬入時間は何時から何時まで?
施設として一律の搬入時間は定められておらず、催事ごとに主催者が設定します。施設が定めているのは館内自動扉の開放時間(8時〜20時)のみで、それ以外は夜間通用口を使う運用です。正確な搬入時間は出展者マニュアルで確認してください。
Q.一般の駐車場に停めて搬入してもいい?
来場者向けの駐車場に搬入車両を停めて作業することは原則できません。車両証は駐車許可証ではなく、荷下ろし後は速やかに退出する必要があります。地下・立体駐車場には高さ2.1〜2.5m・重量2.5tの制限があり、ハイルーフ車や2t車は入庫できません。荷物量が多い場合は車両証を取得し、トラックヤードを使うのが原則です。
Q.会期前に荷物を会場へ送っておける?
原則としてできません。施設の利用の手引きに「契約日以外の宅配は禁止」と明記されているためです。前倒しで荷物を用意したい場合は、配送業者の一時預かりを利用し、搬入当日の指定時間に届くよう手配する方法が現実的です。預かりから配送まで一任でき、受け取りの手間もかかりません。
Q.搬出時に宅配便で送り返せる?
会議棟2階のビジター&ビジネスセンター(有明店)でヤマト運輸・佐川急便の宅配取次を利用できます。ただし運賃着払いのみ、同センター発行の伝票のみ利用可、営業時間は9:00〜18:00で、南棟店では受付を行っていません。展示会によっては会場内に指定業者のカウンターが設けられることもあります。
Q.台車は借りられる?
当日その場での無料貸出はありません。施設のレンタル備品に台車の取り扱いはありますが、事前申込が前提です。主催者が用意しているケースもあるためマニュアルで確認しつつ、最も確実なのは自前の台車を持ち込むことです。
まとめ|搬入は「棟・車両ルール・当日の動線」の3点で決まる

東京ビッグサイトでの搬入をスムーズに終える鍵は、①棟と階の特定、②車両ルール(車両証・高さ制限・荷下ろし後の移動)の把握、③当日動線の設計の3点です。いずれも当日ではなく事前の段取りで決まり、現場でのリカバリーはほとんど効きません。そして最終的な判断基準になるのは、主催者が配布する出展者マニュアルです。本記事の内容と照らし合わせ、自社の搬入計画に落とし込んでみてください。
- 搬入口は棟と階によって決まり、東棟の住所は西・南棟と異なる
- 車両証は主催者が発行し、未掲示では搬入エリアに入れない
- 高さ制限は駐車場と搬入口シャッターで別々に確認が必要
- 荷下ろし後は速やかに車両を移動し、路上駐車・留め置きは禁止
- 宅配便は会期前の事前送付不可・受取立ち会いが必須
- 台車・搬出対応・一時預かりまで含む委託先選びが当日の安心につながる
車両や人手の確保が難しい場合、会期前後の荷物の置き場所に困っている場合は、搬入から搬出、一時預かりまで一括で任せられる物流パートナーに相談するのも有効です。東京エリアで搬入・搬出の当日対応まで任せられる委託先をお探しなら、株式会社TRY pieceまでお気軽にご相談ください。
参考文献
※1 東京ビッグサイト「展示施設利用の手引き」





